大便を我慢できそうになかった時
自分はお腹が弱い。
モンスターなんかを飲めば腹を壊して下痢になるし、鼻炎のせいで腹痛に悩まされることがよくある。
特にやばいと感じた瞬間は、大学に行く途中の電車の中で便意を感じた時だった。
最寄駅から特急の電車に乗って、三駅ほど座っていた時に、来ました。
ギリギリ我慢できなくもなさそうな絶妙な感覚。
一度降りて済ますべきか、それとも耐えきれるのか。
綱渡りをしているような気分。
肛門に力を入れ、しっかりとガードを固める。
時間が経つとともに段々と出てきそうになっているのが感覚でわかります。
乗り換えをする駅でトイレを探すも先客がいる模様。
駅の外を探す時間的な余裕はないため、大学への電車に向かいました。
さらにぎりぎりの状態。
腹をさすり、楽しい事を考えながら気を紛らわせます。
色々なことを考えて、便意を我慢していると、額に汗が流れます。
ぐるぐると志向が巡っている最中ほど、何かを集中して考えていたことはあっただろうか、いやない。
目的の駅についても気は休まりません。なぜなら大学までそこそこ距離があり、坂を上る必要があるためです。
出来る限り出てくるのを防ぎながら、それでいて素早い歩き方を意識しました。途中我慢できずになりそうなこともありました。
トイレを見つけ、滑り込んだ時には安堵から肛門の締まりが弱まってしまいました。急いで用を足しました。
全てが終わった後は、大きな仕事をやり遂げた後のようにすがすがしい気分になりました。